開始時間と終了時間を入力すると、自動でバーとして反映し、各時間による人数を自動でカウントするフォーマットの作成方法です。
完成図は以下になります。
使用する関数について
・AND関数
・IF関数
・COUNT関数
・条件付き書式
今回使う便利テクニック
=, <=:大なりイコール、小なりイコール
A3<>””:A3が空欄でない場合
作成方法
事前準備
フォーマットを作成するための枠などを作成します。
作成方法
勤務時間の算出
勤務時間を算出します。これは終了時間から開始時間を引くだけです。
単純に《終了時間ー開始時間》とする未入力の場合に「0:00」と表示されてしまうので、
IF関数を使って非表示にするとスッキリします。
1列目の開始時間セルをC4、終了時間をD4とすると下記関数を入力します。
関数の意味:C4(開始時間セル)が空欄の場合は空欄で表示、そうでない場合はD4-C4を表示する
チャートの出力
次はチャートの出力です。
チャートの出力は以下の2ステップで表示します。
対応セルに1と表示する
事前準備で入力した時間と入力した開始時間/終了時間を参照して、適した部分に1を自動で入力します。
使用する関数は「IF関数」と「AND関数」です。
条件付き書式の設定
1と表示されるままでも構わないのですが、より見やすくするために
《条件付き書式》を使用して、1と表示されたセルを塗りつぶします。
各時間帯別の勤務人数の出力
各時間帯別の勤務人数はチャート出力欄の空欄でないセルの個数をCOUNT関数を使用してカウントします。
F4からF15までがチャート欄とすると下記を入力します。
関数の意味:F4からF15までの空欄でないセルをカウントする。
この場合、0も表示されるため、不要であればIF関数を使用して空欄にします。
これらの関数をコピー&ペーストで勤務人数欄の全セルに適応します。
これで完成です。
シフト表やスケジュール管理など、色々な用途に使用できますので、ぜひご活用ください。